G線上の魔王
<美輪 椿姫>
1章の美輪椿姫シナリオは、結構好きでした。魔王の陰謀によって、椿姫がどんどんと闇に落ちていく
BADを見てから、椿姫ENDを見ると子供の純粋さ、
家族の大切さがしみじみと伝わってきてとてもよかったです。
<浅井 花音>
花音ルートは、母親との間に問題があって、花音が自暴自棄なっていく中で、母の事故。
病院での花音が母を許容するシーンはとても感動しました。
また、翌日のフリーでの演技・採点問題での一言のシーンが深く印象に残っています。
花音は、CVこおろぎさとみで、さらにお兄ちゃん大好きキャラなので、心をくすぐられるキャラでした
<白鳥 水羽>
水羽ルートは、すごく印象の薄いルートでした。ってかユキのキャラが濃いのもあるんだけども
分岐点から水羽ルートに進むなか、正直、水羽ルートよりも普通に進んだほうが
面白かったです。魔王の絡みもなく、伏線もなかったから、個人的には物足りなかったです。
<宇佐美 ハル>
1〜4章までだと、学園がらみだと、とても面白いキャラでした。最初は、事件になると
スイッチが入るキャラかなと思いきや、章が進むにつれて、乙女を発揮したり、
ユキへの苦手意識なんかと意外なキャラクターで、とてもよかったです。
ただ個人的には、ヴァイオリンを弾くシーンは欲しかったなーという思いです。
・浅井 京介
魔王が京介であれば、主人公だったなーという感じです。恭平が魔王だったと知った時に
一気に京介の評価が下がってしまいました。最終章で、ハルを助けたりと活躍はいろいろと
ありますが、序盤は権三がイケメンすぎて印象が薄いですww
ただ最後のEDは、本当に泣けるものでした。ハルを守るために自分が犠牲になり、
刑事から事情聴取を受けるシーンはつらかったです。また、各ヒロインからの言葉を踏まえて
道化を演じるシーンもつらかったです。
・鮫島 恭平
兄弟の話がでるまで伏線がほんと少なかった印象でした。後は、花音ルートでの、ハル・権三宛ての手紙から
最初にハル・京介宛てのメールが伏線だと考えると納得かなーという感じです。
声優が福山潤さんだったので、ずっとルルーシュと比べながら魔王を観ていたのですが最後の最後に兄弟の
情さえも捨てて、セントラル外を逃げようとしたシーンで、ルルーシュよりも魔王を演じているなという印象を
強く受けました。
・総括
あかべぇそふとを初めてプレイしたのですが、前回やったユースティアと比べて、読みあいや伏線を
活かした表現もあって、こういう作品もあるんだなーというおもしろさがありました。
最終章は、ほんとに想像もつかなくて、伏線からセントラル街が地獄になるとは思ってもいませんでした。
また、最終章の盛り上がり方は、いままでやった作品にないすごい盛り上がり方だなーと思っています。
ただ、全体的に見ると、権三やユキ、水羽など、思っていたよりも活躍が少なく、もの足りない部分が
ありました。後は、シナリオでやってる途中で?みたいな、つながっているけど、どーなのかなーと思う
部分がありました。
エテ吉に関しては、春原を超えるキャラで、なかなかのアホキャラだったと思います。